April Showers

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Lyrics

長い雨に遠ざかる声
 足を止めて町を眺める
 煙る空がどこか奇麗で
 懐かしい場所に変わって
 いつも傍にいてくれたよね
 俄雨に立ち尽くす日も
 ふいに浮かぶ過ぎた景色と
 木陰の下 雨宿り
 小さくて幼い
 それはまるで
 泣き虫な誰かみたいで
 四月の雨
 濡れた羽
 雲雀はまだ
 飛べずにいる
 浅い春の冷たさに身をすぼめて
 時を待ち続ける
 日差しの種
 淡い夢
 羽ばたくまで
 唄を添えて
 遠い空の切れ間へと
 五月の花の名を
 今は知らずに
 ♪
 長い影と呼びかける声
 時を止めて星を見た夜
 眠る前に交わした言葉
 失くしたくないものばかり
 小さくて幼い
 それはいつも
 泣いていた
 傍にいたくて
 失くせないもの増えるたび
 暖かさに沈んでゆく
 通り雨の冷たさに身をすぼめて
 歩き出せずにいる
 ゆずれないもの
 ひとつだけ
 鞄の中
 仕舞い込んで
 今でもまだ覚えてる右手のぬくもりと
 唄を頼りに
 遠く響く雷鳴には
 春の嵐の手招きの音
 いつか ここで
 同じ景色を見てた
 四月の雨
 風に揺れ
 雲雀は今
 空を見上げ
 浅い春の冷たさに身をゆだねて
 羽を広げてゆく
 ゆずれないもの
 ひとつだけ
 鞄の中
 仕舞い込んで
 遠い空の切れ間へと
 花咲く五月へと
 傘もささずに
 

Audio Features

Song Details

Duration
05:43
Tempo
77 BPM

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