煙る

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Lyrics

ワセリンの匂いがする部屋が
 記憶に浮き上がった
 最後までは思い出せないけどさ
 なんとなくが確信に変わる頃
 怖くなっていく予感がしたんだ
 でも何故だろう
 ねえ何故だろう
 動き出す身体を止められない
 諦めるか
 この際だし
 糸を手繰り寄せた
 肌を寄せた記憶さえも
 どうも曖昧に煙った
 どこもかしこも見えないものだらけ
 消えかかるまで
 大切さに気付けなかった
 消えかかる声
 優しい想いに研ぎ澄ます
 消えかかるまで
 泣いたりなんてしなかったのに
 なくなりそうになって
 いざぶつけるなんてずるいよね
 今すぐになんて無茶はしないでってきっと言うんだろな
 控えめなんて言わないでよって
 顔を赤らめて笑うんだろな
 「今から迎えに行くから」
 「そうね、間に合うかしら」
 「いなくなるなんて言わないでね」
 「そういえば今日はやけに身体が軽いの」
 「そうか、それは良かった」
 「でもあなたのことを忘れそうなの」
 「実は同じなんだ」
 消えかかるまで
 大切さに気付けなかった
 消えかかる声
 優しい想いに研ぎ澄ます
 消えかかるまで
 泣いたりなんてしなかったのに
 なくなりそうになって
 いざぶつけるなんてずるいよね
 

Audio Features

Song Details

Duration
03:39
Key
3
Tempo
142 BPM

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