アロー

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Lyrics

神社の境内 通り抜けたら、駅まで続くあの坂道。
 遠くで聞こえた君の声は、踏切待ちで掻き消された。
 電⾞が通り過ぎてく⾳に⽿を塞いでいた。
 ひとりだけマスクをして写した記念写真も。
 授業中、君がそっとくれたのど飴の切ない味も。
 "さよなら" 思い出だけが僕らを置き去りにして、
 ただ過ぎてゆく時間の中で⽴ち尽くしていた。
 いま⽬に映った景⾊すべてが、スローモーションになってゆく。
 ⾜りない何かを⾒つけられたら、⼤⼈になってゆけるのかな?
 電⾞が通り過ぎてく⾳が胸に響いていた。
 この遮断機が上がると僕らはまた進まなきゃ。
 果てしなく続く坂道を⾜早に駆け上がってゆく。
 "さよなら" 巻き戻せない時間があるってことは、
 そんなことはね、分かっている。分かっているから。
 近くにあることさえも気付かず⾒過ごしたもの。
 遠くにあると思い込んでいつしか失くしていたもの。
 "さよなら" 思い出だけが僕らを置き去りにして、
 ただ過ぎてゆく時間の中で⽴ち尽くしていた。
 

Audio Features

Song Details

Duration
04:17
Tempo
181 BPM

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