死神の饗宴

1 views

Lyrics

まだお前は生くるのに
 足踏みなどしているか
 夏蝉でも死ぬるまで
 声を限り鳴くいうに
 俺は死を告げるもので
 生の意味を諭すもの
 枕元の卒塔婆持ち
 お前の名を書くのだ
 さあ祭りの時
 死の宴の時
 無邪気な子のふりをして
 明日(あす)を投げる奴もいる
 早死にさと呟いて
 今日を捨てる奴もいる
 俺は容赦なぞしない
 生の意義を悟るまで
 目の前なる蝋燭を
 吹き消すのだ何度も
 さあ祭りの時
 死の宴の時
 丑三つ刻仏壇開けて
 無間地獄を垣間見ろ
 三途の川位牌を背負(しょ)って
 先祖代々舞い踊れ
 さあ祭りの時
 死の宴の時
 さあ祭りの時
 死の宴の時
 人は赤子に生まれて
 夢のうちに一度死ぬ
 死の影絵を踏みしめて
 揺り籃(かご)から覚めるのだ
 俺の名前は死神
 我が双子の兄弟よ
 盂蘭盆会(うらぼんえ)の墓場来て
 櫓(やぐら)の上立つのだ
 さあ祭りの時
 死の宴の時
 死にゆくまで
 生きぬくのだ
 さあ
 生きぬくのだ
 死にゆくまで
 さあ

Audio Features

Song Details

Duration
04:51
Key
6
Tempo
79 BPM

Share

More Songs by Ningen Isu

Similar Songs