WORLD'S END UMBRELLA - ORIGINAL

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Lyrics

あの傘が騙した日 空が泣いていた
 街は盲目で 疑わない
 君はその傘に 向けて唾を吐き
 雨に沈んでく サイレンと
 誰の声も聞かずに
 彼は雨を掴み
 私の手をとりあの傘へ
 走るの
 二人きりの約束をした
 「絵本の中に見つけた空を見に行こう」
 刹那雨さえも引き裂いて
 もう悲しむ事も忘れたまま
 ♪
 崩れ出し何処へ行く螺旋階段は
 煤けて響いた滴り雨
 泣きそうな私を そっと慰める様に
 君は優しく 私の手を
 白い影に追われて
 逃げた先に檻の群
 理由を探す暇も無く
 気も無く
 震えた手を 君が支えて
 私はそんな背中を ただ見守るの
 闇に溶けた 歯車は笑う
 ほら 微かに風が頬を撫でる
 ♪
 白い影はもう追ってこなくて
 とても悲しそうに消えた
 錆びた匂いも煤けた黒さえも
 やがて色を淡く変え
 何処からか声が聞こえた様な
 気がした様な 忘れた様な
 螺旋階段の突き当たりには
 とても小さな扉が
 埃を纏い待っていた
 そこには何もかもがある様に見えた
 色とりどりに咲いた花 深い青空
 滲んだ世界に二人きり
 もう何もいらないわ
 絵本の中 とじ込んだ空を
 在るべき場所に返した 忘れない様に
 君がくれた 拙い花束を
 笑いながら そっと肩を寄せた
 世界の最後に傘を差す
 ずっとこんな世界ならば よかったのに
 悲しくないわ 君の側で...
 ♪
 花の咲いたその傘の上には
 とても幸せそうな顔で
 小さく眠る二人がいた
 

Audio Features

Song Details

Duration
05:28
Tempo
180 BPM

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