Chimera

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Lyrics

綻びと咽びの
 キメラを撫でてみたら
 幸いと災いの
 キメラを撫でてみたら
 楽になれる気がした
 いまにも溶けてしまいそうな車窓に貼りつく青い日差し
 数多の命を枯らしても私を明日へと駆り立てた
 車輪の調べがまどろみ運ぶ
 目蓋が落ちても影は残された
 感動と感傷を混ぜ合わせ
 適当に受け止められる何かにできたなら
 家路のみすぼらしさに嫌気がさすこともなければ
 眩さに目を潰すこともない
 二つの世界があると割り切ってみて
 光と闇を神様みたく
 許されるの
 そちらに行けば
 血統書付きの神話も
 交配を重ねた哲学も
 不都合を切り捨てるか切り揃えるかの違い
 好きなものと嫌いなもの
 そのまま一緒に抱えていてはいけないの
 この街はまだ灯りを欲さない
 朝と同じ青空を窓が映す
 鍵を差そう
 目は腫らさずに
 昨日とこれまでと同じ
 帰り方なんて できないけど
 綻びと咽びのキメラを撫でたら
 幸いと災いの
 ぬるいタオルケットに包まれて
 もう一度 あの旋律を聴きながら
 今は帰れない誰かを想う事くらい
 構わないでしょう
 短い夜がそうさせる
 綻びと咽びの
 キメラを撫でてみたら
 少し楽になる気がした
 幸いと災いの
 キメラを撫でてみたら
 少し楽になる気がした
 綻びと咽びの
 キメラを撫でてみたら
 少し楽になる気がした
 幸いと災いの
 キメラを撫でてみたら
 少し楽になる気がした

Audio Features

Song Details

Duration
05:43
Key
11
Tempo
152 BPM

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