終雪は灰となりて

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Lyrics

優しく頬を撫でる細雪舞う頃に
 凍てつく指先がひとり 終わりの詩を奏でた
 朝日が眩暈誘い 切ないほどきらめいて
 星降る夜に見た夢を 現実が奪う
 白銀の月夜が悪夢のように
 あなたは もういない
 縋る先を求め 幾千の夜が過ぎ
 舞い散る 雪の花
 儚く 揺らめき奏でる
 終わりを探すから
 あなたと眠る夢を見させてよ
 約束は果たされず ただ時がいたずらに
 消えてゆく想い出と その欠片が胸を刺す
 誰そ彼 勿忘草瞬くたび 舞う花 哀しい物語
 あなたの瞳の色の雪
 残酷な運命は終わりを待ち
 拭う術すらなくて
 この灯り手放し また巡り合えるから
 舞い散る 雪の花
 ゆらめく 二つの灯火
 繋げば また途切れ
 交わることない 絲を手繰れど
 今もまだ変わらずに あの丘で待ち続け
 幸せな想い出の その欠片が消えるまで
 かわるがわる季節が過ぎてやがて色は褪せてく
 まるで灰降るように 白く染まる世界
 舞い散る 雪の花
 儚く 揺らめき奏でる
 終わりを 告げる声
 流れた涙は 赤く輝く
 もう あなたさえ思い出せないほど
 永久に還る場所など無いから
 約束は果たせずに ただ時を漂う
 消えかけた想い出の その欠片を頼りに
 追憶の 中に閉じ込めたまま眠る
 見守る花だけが見てた 哀しい物語を

Audio Features

Song Details

Duration
04:36
Key
8
Tempo
121 BPM

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